10/19田園都市線停電の「10:10運転再開!」を速報で伝えた「ひるおび」。実は再開前でありましたが、その後の対応がとんちき。と言うお話。
10:26番組開始早々「ひるおび」では、手渡された原稿を慌ただしく読み上げるメインMCの恵 俊彰がいた。
本日朝9時過ぎに突然原因不明の停電の為運転見合わせをしていた東急田園都市線の速報である。
彼は確かに手渡された原稿を読み上げた。
「10:10運手が再開されたようです。」
それを裏付けたかったのか、ご丁寧に薄暗い駅のホームの映像も一瞬流された。
実は、普段はその路線を使う事のない我が家であったが、たまたま娘が仕事の関係で今朝は田園都市線を利用していた。
9:23に娘から
「停電で電車の中に閉じ込められている」
とメールが来ていたが、気付いたのは10時を過ぎた頃。
もうすでに、別の路線に移動をし、別の手段で目的地まで行くことにした。と返信が来た。
状況を把握したい。と思いすぐテレビを付けた。
そこで始った情報番組が、たまたまTBSの「ひるおび」だった。
先に書いたように、番組で「10:10再開」とはっきり言った。
一部再開の聞き間違えかと後から思ったが、ツイッターに
とあったので、聞き間違いではないだろう。
現に娘に10:27に私は「電車運転再開」のメールを送信している。
娘は「まだ再開はしていない。振替輸送だけ」と言う。
「駅に戻れば?」と言うつもりだったが、娘がウソをつく必要もない。
ひるおびでは振替輸送などとは一言も言っていなかった。
なので、フジテレビのデーター放送の交通状況を確認。
やはり「用賀⇔渋谷は運転見合わせ。振替輸送が行われている。再開の目途はまだ立っていない」と出た。
東急電鉄の公式ツイッターでも「まだ再開の予定は立っていない」とあった。
娘のメールの様子では、小さなお子さんも泣いていたり地獄絵図のようだとあった。
「ひるおび」を見ていたが、一向に「田園都市線再開」の情報訂正が入らない。席を外した間にもしかしたらしたのかな?などとも思ったが、念の為、この誤報が広まらないようTBSに電話を入れた。その時間が10:37頃。
電話に出た方は「番組にすぐ伝えます」と言ってくれたが、番組は延々中国関連の話が続き、一向に番組冒頭の訂正の話はでない。
出たとしても、10:26には「電車再開」を言っている。
結局ニュース番組を挟み、11:58「ひるおび 2部」の冒頭で大々的に「田園都市線」の話になる。
まるで初めてこの話をしたような感じである。
立派なボードまで何枚も出来上がり、三軒茶屋駅にレポーターも到着。
現場中継である。
我が家は当事者であったので、たまたま「ひるおび1部」の「田園都市線運転再開」と言う速報を見、その情報が必要だった。
それが誤報であったと、現地に居る娘に聞いた。
娘は大人なので、その後の対応を自分でできた。
「ひるおび 2部」ではホームに流れるアナウンスがご丁寧に流された。
「ただいま当社のHPまたは一部の情報におきまして10:30田園都市線運転再開見込みとの情報が流れているようですが、10:30の運転再開見込みは最新情報ではたっていりません」
それに対する恵さんは
「いわゆるネット上なんかでも、そういう情報が出たりとかね、出たかもしれませんが」
???
・・・って、あなたが10:26に番組頭で手渡された原稿で読んだのよ( ̄_ ̄|||)
八代英輝さんは
「情報錯綜したかもしれませんね」と。
恵さん再び
「それが間違ってることもありますからね。」
そして2部から登場で1部冒頭の「運転再開」速報の話を知らないふかわりょうが
「期待が高まっているから、(そういうガセネタに?)しがみついちゃいますよね~」っと(ー∀ー;)
まるで、1部冒頭の速報は、なかったような話になっている。
しかしツイッターにもあるので、私だけが聞いた話ではないし、現にその速報を聞きいち早く、親切心でツイッターに「再開」の情報を上げた人たちがいる。
その人には何の罪もない。
普段「ひるおび」を見る機会があまりない私であるが、この手のニュースは、必死に情報を求めている人が多いので、番組制作側も情報収集はきちんとしてから番組で流していただきたいと切に想った。
早さだけを求めると、こういう結果を招いてしまう。
「貴方達が、情報錯綜に一役かったのではないのかしら?」
そう思ったのは私だけだろうか。
恵さんがこうも言っていた。
「最新情報をとにかくみなさん、確認していただければ」
そうですね。
そう思ってテレビをあてにしてしまったのですが…(ー∀ー;)
手段はやはりネットで?
でもそのネットに、テレビのガセネタを信じた人が情報を提供する時代ですから、テレビもきちんと情報確認してから、ニュースとして取り上げた方がイイですよ。
…って、鶏が先か、卵が先か…と言う話になってしまうので、この辺で。
情報源は選択の時代。複数選択、公式選択。
そう肝に銘じたお話でした*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:゚・:,。*